

私は「あなたは外面がいい。」などとよく言われるのですが、
そのたびに傷ついてしまうんです…
もう、いい歳なのでそんな些細なことでと恥ずかしく感じます。
ほとんど誰にでも、ある程度の劣等感はありますから、
人によって傷つく言葉というのは何かしらあるものです。
恥ずかしく思うことはありませんよ。

それを言う相手も悪気があるわけではないと思うんですが、
やっぱり反射的に反応してしまうんです。

先日も親戚が集まったことがあって、
皆が帰った後に言われました。

多少しゃべれるほうだと思うんですが、
やっぱり心外ですし傷つきます・・・
『外面がいい』っていう言い方って、あまり意味で使われることはないですよね。
何か腹に一物持っているような、裏があるようなというニュアンスを
含んでいるように思います。
でも、あなたに全くそんなつもりがないのだったら、
いわゆる『外面がいい』と言われることで悩むことは一切ないですよ。
むしろ、外面よくできる自分のことを誇って欲しいくらいです。
今回は改めて外面が良いということについてもう一度考え直してみつつ、
その上で傷ついてしまうということも和らげていけるようなお話をしていきます。
最後までお付き合いいただければ幸いです。
外面がいいって本当に悪いこと?
私も、かつて長い間接客業をやっていたので
外面の良さにはまあまあ自信があります(笑)
と言うか、外面が上手に作れなければ、
接客業なんてやってられないんですよね。はっきり言って。
どんな人間にだって気分の浮き沈みはありますし、
体調だって休むほどではないにしろ、微妙に調子が良くない時だってあります。
そんな時でもお客様を目の前にして、
自分の機嫌の悪さや調子の悪さをそのまま出していたら、プロじゃないんですよね。
だから、外面がいいことっていうのは、接客業だとか受付の仕事とか、
また営業だってプロとしての能力なんじゃないですか?
たとえ、そういう仕事をしていないとしても、
それをしたほうがメリットが大きい場面でそれができるということは、
一つの強力な武器だと思うんです。
自分の能力として自信を持っていいです。
ただ、そればっかしているとストレスが溜まってしまうという問題は置いておいてですよ。
それに、いつもそうした表向きの演技のような外面の良さだけでなく、
本心からその態度を取った時に、本人が元から持っている優しさや、
物腰の柔らかさが素直に現れていることだってあるはずですよ。
そういったことも含めての『外面の良さ』ですから傷ついてばかりいなくても大丈夫。
ちょっと見方を変えれば褒め言葉ですから。
傷つくということは外面がいいと言われることに関して、
それを悪口やイヤミとしてとして言われているって捉えてませんか?
確かにそういうことも多々あるとは思いますので、
ここからはそれを言う相手にとってどう思われていることが多いのか、
ということに関して考えてみますので、少しご自身でも振り返って見てください。