いきなり言葉で表現できなくていい

なんとなくイヤな感じとか、気持ち悪いとか、
何かの感覚はおそらく感じているんだけれども、
それがいったいなんという感情なのか分からない。

そうした時に、「これは寂しさだ。」とか「これは悲しみじゃないか。」とか、
すぐに言葉にして明確にしなくてもだいじょうぶです。

いきなりはっきりと言葉にしてしまうと、万が一ズレがあった時に、
その言葉の力に引っ張られてしまって、本当のところからどんどんと遠ざかってしまう恐れがあります。

 

そうなってしまうと状況がさらにややこしくなってしまいますので、
まずは、感じていることをじっくりと味わい観察することが優先です。

 

その時に重要なのが『今(ここ』に居続けることなんですね。
少し前から流行っているマインドフルネスという状態です。

そのなんとなく気持ち悪い感じの元になった、昔の出来事の記憶を、
“昔の自分”として再体験しても、辛いだけで改善には結びつきません。

 

カウンセリングでは過去の記憶を掘り起こしてそれと向き合う、
ということをやるイメージをお持ちかもしれませんが、

あくまでも『今(ここ)』の安心で安全な状態から客観的に見つめることで、
初めて、その記憶の捉え方や感じ方が変わって楽になれるんです。

しかし、今回のテーマのようなお悩みをお持ちの方にとっては、
正直その手前の段階、つまり、自分が何かを感じているということすらもよくわからない
という状態であることも多々あります。

そうした場合には一体どうしたらいいのでしょうか。

心と身体の関係を活用して“感じる”練習をしよう

不安感や恐怖感、怒り、さみしさ、そういった感情を感じる時には、
胸やお腹がキューっとなったり、ざわざわしたり、息がしづらくなったり、背筋がぞっとしたり
といった体の感覚が同時に起こっていることに気づいているでしょうか?

意外と当たり前すぎて見過ごされていたり、
その感覚と同時に起こる思考のほうが強くて気がついていなかったり、
そもそもその感覚すら感じないようにしてしまっているということもあり得ます。

 

よく「心と身体はつながっている」と言いますが、実際そういう側面はかなりあると思います。

(より厳密に言えば“体も心の一部”ですがここでは詳しい解説は割愛します。)

ただ、そもそも感じているかどうかがよく分からないという方に対して、
なんとか集中して感じましょうと言ってもそれは無理があります。

そこで、体の感覚に鋭敏になっていく練習がいるんですね。

 

じゃあ、体の中で一番敏感な部分がどこかというと、体の末端、先っぽの部分、指先とかつま先なんです。

 

そこに感じる感覚から鍛えていくというのが一番やりやすいはず。

具体的な練習方法なんですが、例えば、立ってかかとを上げてつま先に体重を集中していく、
または、指先同士を合わせて力を加えてゆく。

そんなことから始めていくのをおすすめします。

 

ポイントはゆっくりと丁寧にやること。

自分が思っているよりもかなりじわーっとやります。

 

一度、自分の思うゆっくりなペースでやってみて、その時間が例えば5秒だったら、
8秒とか、10秒とかかけてやってみるぐらいでいいと思います。

時計を見ながらやれば間違いないです。

これを普段からやってるうちに、あるとき、胸やお腹などのより大きい感情にまつわる感覚が感じられたら、
もしかすると指先やつま先の感覚程度では飲み込まれて辛くなってしまうかもしれません。

 

感覚や感情を取り戻していく過程ではこうした、
一時的な“今までよりも少し辛い感覚”が出てしまうこともありえます。

こういった場合、私のカウンセリングでは辛くきつい記憶にまつわる感情に飲み込まれそうになっても、
心の器を強くして壊れないように保てるようにできる方法等をお伝えしています。 

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