
もともと人前に出ることは苦手だったのだけど、
年月を重ねるごとにどんどんひどくなっている気がする…
手足や声が震えてしまう…
昔からいいって言われてることは試してみるんだけど、
病院に行くほど大げさなことでもないかなと思われてる方はけっこう多いと思います。
ついやってしまう傾向にあります。
あなたのお悩みが軽くするための参考になればうれしいです。
役に立つと思います。よかったら合わせてお読みくださいませ。)
あがり症の人によくある共通点
まず第一に、あがり症なる原因ですが、これはほぼひとつです。
なにかというと『カッコつけようとする』から。
当たり前のようですが、ちゃんと知って理解しておくことは大事ですよ。
そしてそのバックグラウンドとしてよく見られる共通点があります。
ですので、ここをゆるめていくことがポイントでもあります。
1,自責が強い
多くのうつの方ともかなり共通するのですが、
あがり症の人って「ちゃんとやらなくちゃ!」
という思いがすごく強くて、
失敗したりすると
「自分はなんてダメなんだ!」
「なんでこんなことができないんだ!」と
自分を責めてしまいがちです。
こういったいわゆる『自責』をゆるめていくためには、
自分で自分に
「よくがんばってるじゃん!」
「すごいね!」
「なんにも悪いことしてないよ。」
といった“ねぎらい”の言葉をたくさん(とにかくたくさん!)
かけてあげることがまずは必要です。
声をかけてみたときに「そんなことない…」という抵抗感が多少あらわれても
それを上回るくらいの量でかけてあげましょう。
(自責に関してはこちらの記事もご参考にどうぞ。)
2,恥をかくことに強い抵抗がある
恥をかくことを強烈に恐れたりしていて、
強い抵抗感をお持ちの方もすごく多いです。
恥をかいったって直接的に死ぬことなんてないことは、
頭ではわかっていても気持ちや感情がついてこないんですね。
このもどかしさもつらい原因のひとつ。
日本人は特にこの『恥への抵抗感』が強いと思います。
これは恐らく武士道の影響なんじゃないでしょうかね。(さらに源流は儒教。)
人から聴いた話ではありますが、明治政府がこれからの日本人の精神は
これでいくべきと武士道やたらと推したみたいで、
それが現代まで残っていると。
武士道にもいい点はたくさんあるでしょうが、
この国際化した社会には合わない点も多々あるのでちょっと迷惑ですよね。
我々武士じゃないし。
そもそも、明治以前の日本人って武士以外の農民や町民のほうが
圧倒的に多かったはずです。
江戸時代の武士って言ってしまえばただの公務員なので、
そういう人たちをキリッとさせるための規範としては
武士道はちょうどよかったんでしょう。
すいません。ちょっと話しが脱線しましたが
「恥をかいてはいけない」というのはただの洗脳だ
っていうことが分かっていただければというだけです。
ちなみに、自分を責めていたり、
恥をかいたことを思い出してつらくなっている時に、
身体のどこか(胸やお腹や肩など)が緊張していたりこわばっていたりするのに気づけたら、
そこをさすってあげたり、
手のひらを当てて反対の手や足をぶらぶらさせたりすると、
そこが少しほぐれて楽になるかもです。
ちょっと試してみるといいですよ。