『楽しむこと』をジャマするもの

楽しいことを見つけたいと思っても、それを阻むものってあるんです。

ひとつは身体や心が疲れ果てていること。

楽しいそうなことを試してみるにしても、もともと好きだったことをやるにしても、
それには体力、気力が必要なんですね。

本当に好きで楽しいことは疲れないとか言いますけど、
それは気力が減りにくいだけで、身体は確実に疲れますよ。

子どもだって公園とかで夢中になって走り回って遊んだあと、
電池が切れたみたいにパタッと寝るじゃないですか。

仕事などのストレスで気力まで削がれているならなおのこと。

身体の疲れがあるならとにかく美味しい食事をしっかりとって、
お風呂につかってよく寝ること。(できれば、生活リズムは保ってくださいね。)

多少動ける程度の体力があれば、こちらの記事で紹介している休み方をおすすめします。

そして、もうひとつの原因は楽しむことへの罪悪感です。

先にお話した「○○するべき」「○○しないといけない」という考え方をしがちな方は、
「楽しんではいけない。マジメにやるべき。」といったような強い思い込みを
持っていることが多いです。

こういった思いこみは目標に向かって折れずに立ち向かう力になることもありますが、
自分を責めたりして、心の調子を崩す原因になることが多いです。

おそらくは子どものころに「ふざけてやるな」とか「なんでも真剣にやれ」など、
すごくきびしくされたりしたことで、「なんでも真剣にやらないと自分は愛されない、
生きる価値がない」なんていう思いこみが作られてしまっています。

これははっきりと言語化して意識できるとは限らないので、解消していくには
時間がかかるとは思います。

(こちらの記事もご参考にどうぞ)

ただ、ひとつ言えるのは趣味に限らず仕事ですら、
楽しめる、夢中になれれば自動的に集中して真剣に取り組める
という側面があることは覚えておくといいですよ。

(もちろん最初に真剣に取り組むことで楽しさが分かることもあります。)

最初はイマイチだったけど、続けてみることで楽しさが分かることもよくあります。

疲れや罪悪感があるとその続けてみることもできなくなったりしますから。

楽しめることを見つけるためのワーク

楽しめそうなことを探そうかなぁと思うと、
多分ネットで「趣味 おすすめ」とかで検索しません?

で、「オススメの趣味 20選!」とか「なにかおすすめの趣味おしえろ」みたいな
サイトや掲示板を見たりして、いきなり「絵を描く」「ランニング」「料理」とかの
具体的な趣味を試したりしようとしてませんか?

もちろん、気になったことはどんどんやってみることは良いことなのですが、
現実的に道具を揃えたりするのにお金がかかったりするのも、
この資本主義社会のつらいところです。

そこで、新しい趣味を探す前におすすめの、
ちょっとした自己分析ワークがありますのでご紹介しますね。

1,自分の人生を振り返って楽しかったことをリストアップする。

自分が今まで経験してきたことを振り返って、楽しかったこと、
嬉しかったこと、気持ちよかったことなど、いい気分になれたことを
できるだけたくさんリストアップします。

あくまでも「○○したこと」「○○したとき」など
出来事や行動、内容を書いてください。

具体的な気分や感情はここでは書く必要はありません。

また、趣味として継続してやったことでなくていいです。

たった1回やっただけのこととかでも全然充分。
また、ほんのちょっとだけでもいい気分になれたことでOK

子どものころからじっくり振り返って2~30個くらい書けるといいですね。

むずかしかったらまずは3つでOKです。

2,共通点を考える

1で書き出したことの共通点を考えてみます。

と言われても共通点って?ってなりますよね。

少し別の例で説明しますね。

ということで問題です。

「トヨタ、マツダ、日産、ホンダ」の共通点ってなんですか?

共通点というよりこの4つが全部当てはまるもの、含まれるものって
考えたほうがいいですね。

もちろん、答えは「自動車メーカー」です。

「トヨタ、マツダ、日産、ホンダ」は「自動車メーカー」に含まれますよね。

で、1で書き出したあなたがいい気分になったたくさんのことで
同じことをするんです。

これも最初はむずかしいのでたくさん書いてあっても、
上位3つくらいを選んでやったほうがいいかもです。

たとえば、

「夏休みに友達とプールで遊んだこと」

「むずかしいアクションゲームをクリアしたこと」

「習字の授業でうまく書けたこと」

この3つが出たとしましょう。
そうしたらひとつひとつ何がいい気分にさせたのかを考えてます。

「プールの中でいろんなポーズをとってみるのが笑えたな」

「よりうまくアクションをいろいろ試してうまくいったのが面白かったな」

「自分の理想のイメージどおりに筆が動いて書けたことが気持ちよかった。」

そんなふうに考えてみて共通点をじっくりと見つけてみましょう。

この例だったら「自分の身体の動きをいろいろ試して理想に近づけていくことに
楽しさや気分の良さを感じるっぽいなあ。」なんてことが、
分かったりするわけですね。

一見、バラバラな出来事の中からも意外な共通点が見つかったりします。

けっこう苦戦することもありますので、そんなときは友達とかに
「これってなんか共通点ありそう?」なんて聞いてみてもいいですね。

私もカウンセリングだけでなくこういった、コーチング的なセッションを
ご依頼されることもありますよ。

共通点が見つかったら、あとはネットで探すなり、本屋さんに行くなりして、
この共通点のある趣味を探してみて試してみるだけです!

そうそう、共通点はひとつとは限らないので、
もしも試してみてピンとこなかったら違う視点の共通点を探してみましょう。

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