
この世の中には楽しいこと、楽しそうなことがたくさんあるのに、
なにも楽しめない。
前に好きだったことも、やっているうちに「これは楽しいのだろうか?」と
自分に問いかけてしまう…
なにか楽しめる趣味を見つけたいけれど、どうしたら良いか分からない…
人生を思うように楽しめない自分は病気なんだろうか…?
それとも欠陥でもあるのだろうか…?
『楽しめることがない』って、周りは一見軽く見過ごしがちな悩みですが、
一度しかない人生に“楽しいことがない”というのは重大な問題です。
毎日気力もわいてこないし、じわじわと心を蝕んでいくんですよね…
それに、打ち込める趣味がある人とそうでない人は、
仕事のストレスをやり過ごす力に差があるという調査もあるようです。
また、楽しめないことの裏にうつをはじめとした心の問題が、
ひそんでいることなどもありますので注意が必要なことも。
今回の記事では楽しめないことのいろんな原因と、
それを解消するヒントをお話していきます。
あなたが自分なりの楽しさを見つけられるきっかけになれば幸いです。
『楽しいこと』がなければいけない?
いきなりテーマを自らひっくり返すようなことを言い出して恐縮ですが(笑)
『楽しめない』と悩んでいる時って、ある意味変なプレッシャーが
かかってることってけっこうあるんですよね。
「周りの人がみんな楽しそうに“見える”と自分がおかしい気がする。」みたいに
感じたりしてますか?
自分ひとりが他と違うように思えると不安になりますよね。
でも、ちょっと待ってください。
あなたはいろんな人を見て「楽しそうだ」と思ったわけです。
しかし、その楽しそうにしている人がその人の心の中で、
どの程度楽しいのかどうかは分からないですよね。
もしかすると楽しそうに見せてるだけの人もいるかもしれませんよ。
また、冒頭私も人生の中で「楽しめること」があるかどうかは
重要なことだと言いました。
ただし、それは今すぐ見つけないといけないわけではないんです。
何年もかけてたくさんのことを試して、たどり着いたっていいわけです。
「楽しいことを見つけないといけない」っていうのもそうなんだけど、
「始めたからには長く続けるべき」とか「上手にならないといけない」という
「○○しないといけない。」
「○○するべき。」
っていう類の言葉に追い立てられて焦ったり、足を引っ張られている状態が、
そもそも楽しくないと思いませんか?
そんなプレッシャーを感じていると身体も緊張ぎみになりますから、
新しいことを試してみてもうまくいかず、楽しさや面白さを感じるチャンスを
逃しているかもしれませんよ。
「とりあえず気になったことはまずやってみるか!」
「やってみて面白くなかったらすぐやめよ~。」
という軽いノリでいることが楽しいことに出会う秘訣です。