

私はどうしても人にいつもかまってほしい、
自分に関心をもってほしいと思ってしまうんです。
逆にそれが満たされないとどんな感じがしますか?

不安でどうしようもなくなってしまいます…
自分のことを優先してほしいし、常に自分を気にかけてほしい
という気持ちがなくならないんです。
気持ちはあるものですが、不安感が強かったり、
それが原因で行動のコントロールができなかったりすると
かなり困ってしまうかもですね…。

つい彼氏にLINEで「私なんて…」とか「死にたい」とか、
送ってしまったりして、そのせいで別れてしまったことも何回もあります。
本当に欲しい末永く続く深い関係が得られないというのは
もどかしいですし、なによりもつらいですよね。

つい自撮りをあげたり、落ち込んだことを全部書いて
コメントしてもらうのを待ったりしてしまいます。
正直、周りの人からウザがられてるかもと思います…。
やめられないのがまたイヤになる…

いいかげん、この『かまってちゃん』な性格を治したいんですが
いったいどうしたらいいのでしょう?
今回のテーマは、いつも人にかまってもらわないと気がすまない、
いわゆる『かまってちゃん』についてです。
『かまってちゃん』ってただの性格なんだと思っている方も多いですが、
実は心の底に根深い問題が潜んでいることが多いです。
裏を返せば時間と労力はかかるけど、『かまってちゃん』は克服できるとも
いえるってことです。
今回の記事ではその心の状態の解説と克服のためのヒントをお話していきます。
最後までお付き合いいただければ幸いです。
かまってちゃん的な要素はだれにでもあるけれど…
人はだれしも、「誰かに関心を持ってもらいたい」
「自分の存在を認めてもらいたい」という欲求は
少なからずあるもの。
とはいえ、それがあまりにも大きくて、人に求めることを
制御できないレベルになってしまうと人間関係に支障をきたします。
みんなそれぞれに自分の都合や気分、体調の状態で
相手するのがしんどいときもありますし、
なにより何回も何回も「かまってアピール」につき合ったところで、
何ひとつ解決しない徒労感やいい年して幼い感じに、
無性にイライラさせられてしまうんですね。
さみしさを埋めるための行為がもとで、本当に孤独になってしまったり、
大切な関係を失ってしまったら元も子もないです。
でも、自分が「かまってアピール」をしていること、
それに周りのひとがうんざりしていることに、
全然気づいていない人もたくさんいます。
「克服したい」と思ってこの記事を読んでいるあなたは
もう大きな一歩を踏み出せていると思ってOKです。
次のページからは『かまってちゃん』になってしまった
その根本的な原因を知っていきましょう。