
罪悪感を感じることって誰しもありますよね。
たとえば、友だちに嘘をついてしまった…
仲間を裏切るようなことをしてしまった…
常識的に良くないとされることをしてしまった…
仕事の失敗を隠してしまった…
ついつい夜中にお菓子を食べてしまった…
…などなど。
一般的に心の健康を扱うときには、
よろしくないものとされることが多い『罪悪感』ですが、
決して悪い面だけではありません。
とはいえ、ずっと『罪悪感』にさいなまれ続けるのもすごくしんどいですよね。
そんな罪悪感をすっきりさせるポイントは、自分に思いやりをもった言葉を
かけてあげることで、自分で自分を責める言葉や感情を和らげていき、
最終的に「責める自分を理解して和解すること」です。
今回の記事ではこのポイントとともに、『罪悪感』についてくわしくお話をしていきます。
罪悪感と自分を責めること
先に結論から言ってしまうと罪悪感にも良い面と悪い面があり、
悪い面が現れるときには
ほとんどの場合自分で自分を責めるいわゆる『自責』がセットに
なっておりますので
その自責に対する対策がほぼ罪悪感対策になるわけですね。
というわけでこの罪悪感についていろいろと詳しく見ていきましょう。
罪悪感がいつまでもねっとりとずーーーーっと昔のことなのに、
心に粘着するように残り続けて、ふとした瞬間に思い出しては
ずーんとした気持ちになったりするのは地味にしんどいですよね…。
最悪の場合には抑うつ状態などにつながってしまうことも。
そんな状態の罪悪感には本当に困らされます(´・ω・`)
罪悪感にも良い点がある?
そんな一見厄介者に見える罪悪感さんですが、
何か利点とか役割があるとすればなんだと思いますか?
たくさんの意見があるとは思いますが、ふつう一番に考えられるのは
「一般的な共通認識から外れないことで社会的生活に不自由を
おこさないためのアラーム」みたいなものでしょうか。
こむずかしい言い方で、ちょっと分かりにくいですかね。
もう少しかみ砕くと、たいていの人がされたら嫌だと思うことや
困ることとかをやってしまったときに、いつもなんとも思わなくて、
何回でも繰り返してたら
「あいつと関わるのやめようぜ」
ってなるよね。ってことです!
「ああああ…、やってしまった・・・」という気持ちになるからこそ
「次から気をつけよう!」って反省する気持ちにもなるし、
行動も変わるわけです。
人間は社会的な動物ですから、人と関わらずに生きていくのは
困難極まりないです。
だから、他の人に関わってもらえなくなれば、どんどん生きるのが大変になります。
そのために「このままいったらやばいんじゃない?」
って教えてくれるのが
“罪悪感”
というわけですね。
「ありがとう罪悪感!あなたのおかげで人からつながりを切られれずに済みました。」
と、罪悪感さんの貢献度を認めて、まずは感謝くらいはしてもバチは当たりませんよ。
ある意味では「相手の痛みを自分の痛みとして感じられる」という
共感力的なところもあるのです。