
自分と向き合っていろんなことが分かって、
やっとの思いで自分の大切にしたいこと、
挑戦したいこと、やりたいことがはっきりしてきたのに
あと一歩を踏み出す勇気が出ない!
少しずつ少しずつだけれども確実に進んできて、
その一足を前に出すだけなのに
たったそれだけができない!
ずっと同じところをぐるぐると回っている感じがしてしまう…。
やればいいだけなのは頭では分かっているのにどうもこれが難しい。
普段から行動的な人や行動ができるようになった人はどうしているのだろう…?
せっかくこれまで長い間ずいぶん苦労してきたのに…
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そもそも行動にうつすって得意でない人にとっては
本当にハードルが高いことです。
「死ぬこと以外は大したことない」みたいなことを言われったって、
「結果的に最悪死ぬかもしれないじゃん!」って思ってしまったり。
下手にやりたいことがある程度分かっていたりすると
「やりたいのにできない自分って…」
という感じで自分を責めてしまったりして
どんどんとつらい気持ちになっていってしまいますよね…
私自身、勇気を出してとにかくやってみるということが、
なかなかできず独立して今の仕事を始めるまでに
ずいぶんと時間がかかってしまったなんてこともありました。
モノを動かすときも動かしはじめが一番重いもの!
でも、その一歩を踏み出しさえしてしまえば、
その後は一気に勢いづいたりするものなんです。
あなたの足を止める「恐怖」はしっかりと正体を
つかんでしまえば動き始めるのもずいぶんと楽になります。
この記事でしっかりと「恐怖」の中身の知り方を
学んでいきましょう。
勇気っていったいなんだろう?
さてさて、ここで表題にもある「勇気」について考えてみましょう。
昨今のアドラー心理学ブームのせいかよく耳にする気もします。
とりあえずネットで辞書で調べてみると
物事を恐れない強い心。いさましい意気。
三省堂 大辞林
とあります。うーん、たしかにそうなんですが…
私的にはもっとしっくりくる解釈があります。
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やっぱりこれでしょう!
「勇気」とは「怖さ」を知ることッ!
「恐怖」を我が物とすることじゃあッ!
『ジョジョの奇妙な冒険』3巻
みんな大好きツェペリさんです。
そして、さすが荒木先生ッ!
若いときからすごいことを考えていらっしゃったんだなあと。
そこにシビれる!あこがれるゥ!
…すいません。一部の人以外には全く伝わらないですね。
しかし!
今は興味なくても「ジョジョ」は現代日本人の必須教養ッ!
絶対読んでおいてください(冗談ですよ。でも面白いのでぜひ。)
といったところでそろそろ本筋に戻りますが、
この言葉をしっかり考えていくと、
まず、「怖さを知ること」とあります。
なんだかよく分からないままでは、恐怖はどんどん膨張していくし、
対策の立てようもないので、しっかりとライトを当てて理解しましょうということ。
で、個人的にホントにすごいなと思うのは
「恐怖を我が物とすること」
というフレーズ。
これ自体いろんな解釈があるでしょうし、そうあってしかるべしだと思います。
そのうえで私なりにこの言葉を解釈してみると
“恐怖を感じる自分を拒絶することなく普段の自分の一部として受け入れること“
“たとえ望まない結果となってもそれを受け止められること“
という意味も含みつつ
“恐怖という感情の意味も理解し、適切に使いこなすことで
心のエネルギー状態の不安定さを乗り越える力 “
なのではと考えております。
(心のエネルギー状態についてはコチラ↓でくわしくお話しております)
「恐怖」という感情がもしも人間にとって必要なければ
進化の過程でなくなっていたはず。
迫りくる危険をしらせるためのシグナルなどとして
有用だったから残ったわけですよね。
だから、「もしも失敗したら…」みたいな思いがわいてくるのはある意味健全なこと。
暴走せずに立ち止まらせてくれた「恐怖」の感情に感謝しつつ、
この機会を活かして先に進んでみましょう!