ささいなことでイライラしてしまうあなたへ

後から振り返ってみると、そんなに腹を立てるようなことでもないのに、
ついイライラしてしまって自己嫌悪に陥ってしまったり、
しなくてもいいケンカになってしまったり…。

そんなことが続くと悲しくなってしまいますよね。

 

人間だれしもイライラしてしまうことはあります。

体調などにも左右されるところもありますので、
一概に心の問題と断じてしまうことはできません。

 

しかし、以前より明らかにイライラすることが増えた。

イライラが多いせいで職場や家庭での人間関係が悪化している。

そんなときは要注意です。

 

うつや適応障害などの一歩手前でもイライラが増えることがよくあります。

 

イライラとは言い換えれば「小さな怒り」です。

 

そして、人間の多くの怒りの元にあるのは
「○○して欲しかったのに、してくれなかった。」という思い。

これは自分以外の誰かに対してだけじゃなく、自分自身に向くこともあります。

「私は本当は○○できるはずなのにできない。」のような感じですね。
(“焦り”と感じられるかもしれません。)

 

つまり『イライラグセ』とは
自分にも他人にも『理想を高くしすぎるクセ』とも言えるのですね。

イライラしている状態は神経的にも通常の状態から、
興奮状態にグイっと振られるのでかなりの負担にもなります。

 

ストレスを溜めないためにも、
たとえ同じ出来事が起こったとしてもイライラが
起こらないようになれるに越したことはないですよね。

 神経の高ぶりを抑えよう

“怒り”に対してなにか対処しようとすると、
心の奥底に抱えたものと向き合っていく必要があるのでは?と
考えてしまうかもしれません。

もちろん、それも大事なことですが、
まずはたかぶった神経の状態を落ち着かせることが先です。

そうしないと客観的かつ冷静に
自分のイライラを観察することができませんから。

 

とはいっても、深呼吸するくらいで落ち着いたらだれも苦労しませんよね。

 

そこでおすすめしているのが
下腹部(東洋医学でいう丹田、おへそから9~10cm下のあたり)に
ぐっと力を入れて固くする方法。

椅子に座って上半身を前に傾けてもいいです。

固くなってるのを「あー。お腹固いなあ。」
20秒ほどじっくりと集中して観察したらゆっくりと力(傾き)を戻します。

顔(表情)や肩から力が抜けているのを感じられるはず。

 

こんな方法等を使って
「イライラなんて自分でコントロールして抑えられるものなんだなあ。」
なんて実感できることも大事なことなんですよ。

 なにが欲しかったの?どんな思いがあるの?

上記の方法で落ち着くことができたら、
あらためてイライラした場面を思い起こしてみるといいですよ。

きっと感じ方やとらえ方が変わっているはずです。

もしも、やっぱり思い出してもイラっとくるなら
もう一度お腹を固くして戻しましょう。

落ち着いてその場面を思い出せるようになったら、

「いったい自分はどうして欲しかったんだろう。」

「希望を満たしてもらえなくてどんな気持ちになってるんだろう。」なんて

イライラ=怒りの下にはどんなモノが隠されていたのかを
考えてみるのがおすすめです。

「あ、私本当は悲しかったんだ…」など、
意外な思いや感情に気づけると

それだけでも自分の心のなにかが変わるのが分かると思いますよ。