二人が『今』にいられること~積極的傾聴の秘密 その2[第68話]

師匠
さてさて、積極的傾聴を考える第2弾にゃ。

こここ
人の話をしっかり聴くって
意外とむずかしいんですよね。

師匠

そうなのにゃ。
では前回の積極的傾聴に大事な
6条件の1を思い出してほしいにゃ。

こここ

えーと、「一定時間継続して2人がお互いに
注意を相手に注意していることで
『今』にいる」ことでしたね。

師匠

その2人が『今』にいるってのが大事なとこにゃ。
カウンセラーはクライアントが安心して
『今』にいられるようにする必要があるにゃ。

こここ
信頼関係をしっかりつくれ
ってことですかね?

師匠
それもそうにゃし、その時その時で『今』に
いられるように適切なお話ができる
スキルもいるにゃ。

こここ

やっぱりカンタンなお仕事では
ないのですねえ。

師匠

ストーリーに分断があると『今』の情報が
ストーリーのどこにつながるか怖くて
『今』に出てこられないというのは覚えているかにゃ?

こここ

うっ、か、かろうじて…

師匠

そこで『今』に出られるように寄り添うのが
積極的傾聴ということにゃけど
2人が『今』を共有すると何が起こるかにゃ?

こここ
ほえっ?また唐突にむずかしい質問を…
うーん。『今』を共有っていうことは
同じ時間を…

師匠
珍しくいいところまできてるにゃ。
ヒントは人間の心は何次元だったか?
ですにゃ。

こここ

珍しいは余計ですよ!
えっと人間の心は5次元で
時間は4次元目…これを共有?

師匠
そうそう、クライアントとカウンセラーが
空間の3次元+時間の4次元を共有すると
5次元目の情感も似たものを感じるのにゃ。

こここ

なるほどー。
お互い同じ情報を感じているから
情感も似てくるんですね。

師匠

ご明察にゃ。
これを一般的には『共感』と呼ぶのにゃ。

こここ

はへえー。なるほど!
ふつうに使う言葉に
そんな深い意味があったのかあ。

師匠
人間は過去の積み重ねでできたストーリーに
“かたより”があって応用が利かない状態だと
的確な判断ができなくなるにゃ。

こここ

思い込みがやたらとあると
力が発揮できないってことですかね?

師匠
そういうことにゃ。『今』から下手に情報を
持ってきてなにかあると怖いので、
ぎりぎり安定しているストーリーに閉じこもるのにゃ。

こここ
う、それはあんまり得しなさそうな気が…

師匠
得しないどころか
いわゆる心の病に向かう途中にゃ。

こここ
怖っ!

師匠

この問題はストーリー領域の中だけで
解決しようとするならとてつもない
論理力がいるにゃ。

こここ

そんなハードル高そうな…

師匠

そこでプロセス領域の出番なのにゃ。
“過去にとらわれず今に生きる”みたいなのは
仏教の瞑想とかで昔からあることにゃ。

こここ

なんか経験的に知ってたんですねえ

師匠
ストーリーが統合されて、
たいがいなんでも受け入れられるようになれば、
外の世界からの情報を拒絶しなくてすむにゃ。

こここ
それなら安心して『今』にいられますね。

師匠
そうするとストーリーはプロセスに
開かれた状態になって、いつも自然体で
いられるようになったりするにゃ。

こここ
自然体!いい響きですね~。
目指したいところです。

師匠

全てをありのままに受け入れるプロセスから
ストーリーを眺めるので統合が進みやすい
ということもあらためて分かるにゃ。

こここ

『今』この瞬間に自分の経験とかは
関係ないから拒絶するかしないかの
判断はないってことですね。

師匠
そのとおり!さらにいえばプロセスにいる間は
観察力もアップするので対面してるお互いの
内在者の情報も豊かになっていくにゃ。

こここ

それはクライアントの中のカウンセラーの
情報が増えていくのとその反対もってことですか?

師匠

そうにゃ。統合度が高いカウンセラーの
内在者が相手の中で育っていけば、
それがまた統合を進めたりもするのにゃ。

こここ

うーむ、傾聴って聴くと一所懸命話を
聴くだけだと思ってたんですが
分析してみるとかなり奥深いものなんですね。

師匠

だからこそ積極的傾聴がカウンセリングの
基本とか入り口とかって言われている
わけなのにゃ~。

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