![積極的傾聴の秘密![第67話]](https://cocoro-unifica.com/wp-content/uploads/2018/12/91c34ad7b53d9fe5678144711241606c_s.jpg)
『過去』と『今』の関わりが
だいぶ分かってきました~

では、ここで積極的傾聴について
考えてみようと思うにゃ。

来談者中心療法という
心理療法があるのにゃ。
埼玉のローカルスーパーだ!

地元の人以外はほとんど
分からないにゃ…
ロジャースをググったら出てきたので
とりあえず書いたそうですよ


話を進めましょうかにゃー

積極的傾聴は来談者中心療法で
使われる技法なのにゃ。
みたいな感じですか?

日本では人気のあるやり方のひとつにゃ。
ひたすら話を聴くっていう
イメージはありますねー

鋭くその本質に切り込んでみるにゃ。

積極的傾聴の大事な6つの条件について
読んで欲しいにゃ。
1,2人の人が、心理的な接触を持っていること。
2,第1の人(クライエントと呼ぶこととする)は、不一致の状態にあり、傷つきやすく、不安な状態にあること。
3,第2の人(セラピストと呼ぶことにする)は、その関係の中で一致しており、統合していること。
4,セラピストは、クライエントに対して無条件の肯定的配慮を経験していること。
5,セラピストは、クライエントの内的照合枠を共感的に理解しており、この理解をクライエントに伝えようと努めていること。
6,セラピストの共感的理解と無条件の肯定的配慮が、最低限クライエントに伝わっていること。H.カーシェンバウム編「ロジャース選集(上)」より
なーんかいちいち言葉が固いと
頭に入ってこないんですよねー

これを統一場心理学の視点で
客観的に表現しなおそうと思うにゃ。
権力に立ち向かいましょう!

と言いたいところにゃけど
ちょっと挑戦的な気持ちもないではないにゃ。
わくわくしますね…!

ではいくにゃ。1の「心理的な接触」とは
要は一定時間継続して2人がお互いに
注意を相手に注意していることで
『今』にいるということにゃ。
出た!『今』!!
プロセスの領域ですね。

分断があってエネルギー状態が不安定。
カウンセラーは統合されていて安定していると。
今までのおさらいみたいで
いいですね。

そして4がちょっと注意。
「肯定的」というよりも「調和的」と
いったほうが正確にゃ。なんでかは分かるかにゃ?
みたいな感じがあるからですか?

肯定否定どっちでとらえようとも、相手からの
情報全体を調和的にとらえることは可能にゃ。
むむう。たしかにすごい信頼関係がある人には
多少「それは違うと思うよ」って言われても
納得感があったりするときもありますね

4をまとめると「カウンセラーは
クライアントからの情報のほとんどを
調和的にくわしくとらえられている」って感じかにゃ。
なるほどですねー。

5はカウンセラーがクライアントの
内在者を自分に取り込んでいる
(統合している)ので…
バッチリ理解できるわけですね!

そういうことにゃ!
そして、その理解を伝えようと努力していると。
ああー、言いたいことが分かってきました!
最後の6は4と5がクライアントに
ちゃんと伝わっているってことでしょうか?

大正解!よく分かって
いただけたようでうれしいにゃ。
分かってくると面白いですねえ。

掘り下げてみようと思うにゃ。