![決めつけていませんか?[第53話]](https://cocoro-unifica.com/wp-content/uploads/2018/06/africa-2179608_640.jpg)
こここ
このエネルギーの安定・不安定のお話を聞いて
自己啓発本を読んだりしても、なかなか人が
変わらない理由が分かった気がします~
自己啓発本を読んだりしても、なかなか人が
変わらない理由が分かった気がします~

師匠
それはよかったにゃ。
では今回は拒絶・分断についてもうちょっと
くわしく考えていくにゃ。
では今回は拒絶・分断についてもうちょっと
くわしく考えていくにゃ。
こここ
うぃっす!

師匠
じゃあここでこの図を見てほしいにゃ
こここ
ほー。
エネルギーの線が3つありますね。
エネルギーの線が3つありますね。

師匠
今回はそこがテーマですにゃ。
“優先イメージ”とはなにかについて
お話するにゃ。
“優先イメージ”とはなにかについて
お話するにゃ。
こここ
Priorityの優先ですね。

師匠
なんで突然やたらと本格的な
発音でしゃべりだすにゃ?
憑依したみたいで怖いにゃ。
発音でしゃべりだすにゃ?
憑依したみたいで怖いにゃ。
こここ
Oh…,Yesterday
電車ノ優先席にPriority Sheetッテ
カイテアリマーシタ
電車ノ優先席にPriority Sheetッテ
カイテアリマーシタ

師匠
…そのくらいにしといて
もらっていいですかにゃ?
もらっていいですかにゃ?
こここ
はい。すんません。

師匠
気をとり直して説明に入るにゃ。
まず、この図の“Ⅰ”は前回までで勉強した
くっついて安定するパターンにゃ。
まず、この図の“Ⅰ”は前回までで勉強した
くっついて安定するパターンにゃ。
こここ
ええ、不安定の山を乗り越えて
一気に安定するやつですね。
一気に安定するやつですね。

師匠
今回はそこに“Ⅱ”と“Ⅲ”の山が
新たに加えて書いてあるにゃ。
新たに加えて書いてあるにゃ。
こここ
なんか下に下がらずに
ちょっと上にいっちゃってますね。
ちょっと上にいっちゃってますね。

師匠
下にいってないということは
つまり安定しなかったということにゃ。
つまり安定しなかったということにゃ。
こここ
むしろ余計に不安定みたいな感じですか。

師匠
そういうことにゃ。
まず、“Ⅱ”はイメージ情報の①と②が調和できずに
それぞれ拒絶して離れたパターンにゃ。
まず、“Ⅱ”はイメージ情報の①と②が調和できずに
それぞれ拒絶して離れたパターンにゃ。
こここ
ああ、たとえばだれかと出会っときに
「イヤ」とか「許せぬ」とか思って
単純にくっつかなかったと。
「イヤ」とか「許せぬ」とか思って
単純にくっつかなかったと。

師匠
そう、拒絶してしかもその後
忘れようとしたのにゃ。
ところが、一度出会ってしまったので…
忘れようとしたのにゃ。
ところが、一度出会ってしまったので…
こここ
心全体の一部にはなってしまって
忘れられないと。
忘れられないと。

師匠
そのとおりにゃー。
潜在的にはその人を覚えているので
元のレベルには安定できないにゃ。
潜在的にはその人を覚えているので
元のレベルには安定できないにゃ。
こここ
会ってないのになにかとその人のことが
ちらちらと頭をよぎってイヤな気分になること
ありますよね~
ちらちらと頭をよぎってイヤな気分になること
ありますよね~

師匠
しかもいったん他のことを
考えてやり過ごそうとしても
そのイヤな気分だけは残ったりするにゃ。
考えてやり過ごそうとしても
そのイヤな気分だけは残ったりするにゃ。
こここ
まだ、直接眼の前にその人がいないだけ
マシですねえ。
マシですねえ。

師匠
おお、なかなか鋭い指摘にゃ。
“Ⅲ”はまさに拒絶している人、
「嫌い」とか「許せない」人とかが目の前にいる状態にゃ。
“Ⅲ”はまさに拒絶している人、
「嫌い」とか「許せない」人とかが目の前にいる状態にゃ。
こここ
うわあ、でもたしかに職場とか学校とか
下手すると家族の中にも
そういう人がいたら毎日会いますもんね…
下手すると家族の中にも
そういう人がいたら毎日会いますもんね…

師匠
その人をリアルタイムで認識せざるを得ない。
つまり、自分の心の中に描いていないといけないので
その場合には「優先イメージ」というものを使うにゃ。
つまり、自分の心の中に描いていないといけないので
その場合には「優先イメージ」というものを使うにゃ。
こここ
今回新しく出てきた用語ですね。
それはどんなものなんですか?
それはどんなものなんですか?

師匠
簡単に言えば
「決めつけ」とか「色眼鏡」ってやつにゃ。
簡単な図にするとこんな感じにゃ。
「決めつけ」とか「色眼鏡」ってやつにゃ。
簡単な図にするとこんな感じにゃ。
こここ
あー、「あいつは○○なやつだから
しょうがないわ」みたいなやつですね。
しょうがないわ」みたいなやつですね。

師匠
そうそう、それにゃ。
その「優先イメージ」を使ってなんとか
エネルギーの不安定な状態を和らげようとするのにゃ。
その「優先イメージ」を使ってなんとか
エネルギーの不安定な状態を和らげようとするのにゃ。
こここ
なるほど~

師匠
ちょっと具体例をだすにゃ。
「あの人は常識のない人だから!」とかを
やたらとアピールする人っているにゃ。
「あの人は常識のない人だから!」とかを
やたらとアピールする人っているにゃ。
こここ
いますねー、そういう人。
といいつつも自分も身に覚えがあるので
ちょっと反省してます。
といいつつも自分も身に覚えがあるので
ちょっと反省してます。

師匠
なんでそんなことをいちいちするかと言うと
自分にとって都合の悪いイメージ情報を
隠しているのにゃ。
自分にとって都合の悪いイメージ情報を
隠しているのにゃ。
こここ
隠している…

師匠
たとえば、すごく苦手な上司がいて
「あの人は人の気持ちが分からない冷たい人だ」
なんて優先イメージがあるとするにゃ。
「あの人は人の気持ちが分からない冷たい人だ」
なんて優先イメージがあるとするにゃ。
こここ
あー、ありがちですね。

師匠
その裏には「自分はこの職場では優秀な人材だと
見られていたい」という思いを揺らがせる
とかが隠されていたりするのにゃ。
見られていたい」という思いを揺らがせる
とかが隠されていたりするのにゃ。
こここ
うわあ…
その例のままではないけど、似たようなことが
思い出されて恥ずかしくなってきましたー!
その例のままではないけど、似たようなことが
思い出されて恥ずかしくなってきましたー!

師匠
「優先イメージ」を使うことで不安定さを
和らげるのにゃけど、その人が眼の前にいる以上
元のレベルより不安定になってしまうにゃ。
和らげるのにゃけど、その人が眼の前にいる以上
元のレベルより不安定になってしまうにゃ。
こここ
そっかー…
自分がしている「決めつけ」とかを
見直すのは大事そうですね。
自分がしている「決めつけ」とかを
見直すのは大事そうですね。

師匠
うむ。それを見つけると
自分の深いところにある「思いこみ」とかが
分かったりするかもにゃ。
自分の深いところにある「思いこみ」とかが
分かったりするかもにゃ。
こここ
ううっ。
ちょっとずつがんばってみます!
ちょっとずつがんばってみます!

師匠
まあ無理せずににゃ。
だれかに話して他の意見や見方を
聞いたりしてもいいと思うにゃ!
だれかに話して他の意見や見方を
聞いたりしてもいいと思うにゃ!