あいまいな状態に耐えられず白黒つけないと気が済まないあなたへ

どっちつかずのことがあると、
なんだかもやもやして気持ちが悪い。

答えがはっきり出ないとムカっとして
つい相手にきつく当たってしまう。

そんなようなことが続くとストレスも溜まるし、
人から煙たがられるのもイヤですよね。

 

あなたには物事を白か黒か、
100か0かのようにとらえてしまう「白黒思考グセ」があるようです。

 

人間生きていたらどうしても決断を迫られるときはあります。
そんなときには白黒はっきりつけられることも大事なことです。

だから、白黒思考がとにかく悪というわけではないのですね。

 

ところが、世の中には数学のようにはっきりと
白黒つけて答えが定められる物事はほとんどありません。

たいていのものはグレーなのです。

そんな世の中で白黒付けることにこだわるというのは、
ずっと気を張って戦いを続けているようなものです。

 

白黒思考とは言い換えれば
「ひとつのもの(状態)意外は認めない。」と言うこと。

100点以外は全て0点という極端で厳しい思考です。

 

その厳しさは一定レベルまでの成長につながることはあれど、
自分を追い込み疲れさせ、いつかは自分を壊してしまうことになります。

繰り返しますが、世の中の大多数を占めるのはグレーなこと。

それを受けいれて対応できるからこそ、
楽しく生きることができるし、結果もついてくるのです。

 グレーな状態を身体で感じる練習をしよう。

考え方をいきなりグレーに耐えられるようにする
というのはけっこう大変なことです。

そこでまずは自分の心と密接な関係にある
自分の身体を使ってグレーに耐える練習をおすすめします。

 

具体的にはどんなことをするかというと、
両手で拳を作ってその力加減を調整していきます。

(いきなりやると手を痛めることもありますので、
何回かギュッパーして準備運動しましょう。)

 

まずは白=0%の状態です。

全く手を握らずプラプラさせて力が全然入ってない状態にしてみましょう。

 

そしてちょっとずつ拳をつくっていってグレー状態に。
30%~60%くらいの微妙な力加減にしてその力の入り方を
「ああ、グレーだなあ。」とじっくり2、30秒ほど感じて味わいます。

 

そしたら次は黒=100%。
拳がプルプルするくらい思いっきり力をいれましょう。

 

これも10秒ほどしたらまたグレーにして2、30秒、

ゆるめてプラプラして深呼吸→グレー→思いっきり握る→グレー→ゆるめて…
というのを数回繰り返していきます。

 

普段から練習するのはもちろん、
仕事や生活の中で明らかにグレーであいまいで
気持ち悪い状態に直面したときにもぜひやってみてください。

 

全然感じ方が変わって面白いですよ。

 白黒思考グセをゆるめる自分にかける言葉

ここまでお読みいただいて、
白黒つけないと気が済まないと損なことが多いと思うかもわかりませんが、

今までそうしてきた自分を否定することはありません。

たとえば、小さなころに
「はっきりしなさいよ!」なんて怒られたりする怖さから
必死で自分を守る必要があったりしたのでしょうから。

 

だから、まずは
「白黒はっきりしないと気持ち悪いよね、不安だよね。」
これまでの自分の気持ちを分かってあげるといいでしょう。

そして「ちょっとずつでもあいまいでグレーな感じにも慣れていけるといいよね。」

「人間はグレーで自然なんだよ。あなたはおかしくないよ。ちゃんとしてるよ。」

グレーで普通という思いをインストールしていけるように
自分にたくさん声をかけていってあげるのがおすすめです。